台湾への自転車の送り方

・日本→台湾・・・国際スピード便EMSを活用

・台湾→日本・・・飛行機の手荷物活用

 

・日本→台湾

(作業内容)

1.自転車屋で段ボールをもらう。

2.梱包用のプチプチや雑紙、ガムテープを入手。

3.自転車を解体。

4.段ボールを加工、自転車を収納。

5.郵便屋さんを呼ぶ。EMSの伝票も持って来てもらう。

6.宿泊先のホテル住所宛に伝票を書く。

7.荷物の大きさ、重量を郵便屋さんが確認。

8.支払い。¥19000。

9.現地ホテルで受け取る。

(注意するところ、大変だったこと)

事前に自転車屋さんに言っておけば、段ボールはタダだから余裕で手に入る。俺は一週間前に言った。

だが俺が貰ったのは電動自転車用だったので、予想以上に大きかった。

車が無いと持っていけるレベルじゃない。軽だとギリギリイケるか?

郵便屋さんに確認をとる。EMSは可能か?集荷は可能か?またいつ取りに来られるか?そして大きさ、重さ。

郵便屋の支店により、EMSを取り扱ってるか確認した方が良い。

集荷と日時は余裕を持って調べる。俺は出国2日前にこの方法を知ってた。事前に知っていれば焦らなくて済んだ。

日本郵便がやっている国際スピード便には、送れるサイズと重さの規定がある。送れる各国の詳細はHPに載っている。

バカでかい段ボールを加工し、自転車を収納するのに半日かかった。

俺の場合、前後輪は勿論、泥除け、サドル、ペダル、ハンドル、フォーク。バラせるだけバラした。

無事送れたが、俺はおそらく規定サイズをオーバーしていた。郵便屋さんは持って行ってくれて本当に良かった。輪行術は良く学んでからの方が良い。俺は初めてだった。

また日本郵便が提携していないと送れないところもある。アジア、ヨーロッパ、アメリカ、主要な所は行けたと思うが要確認。

EMS伝票は全て英語で書いた。面倒。

集荷時の支払いはHPに載っていた値段より高い。おそらくサイズ超課金も含まれていたか?

到着予定日は事前に確認し、予定に日に送る。

 

・台湾→日本

1.現地で自転車屋を探して段ボールを貰いに行く。俺の行ったところは梱包もしてくれた。¥3000くらいで。

2.ホテルに自転車を空港まで持っていきたい趣旨を伝え、タクシーを呼んでもらう。¥5000くらい。

4.空港に付き、荷物預かり所を探し、預ける。¥4〜5000。

5.出国当日、預かり所から受け取り、手荷物カウンターで手続き。手荷物費¥3000?重量2kgオーバーで追加料金¥2000。

6.帰国後、空港で受け取る。

7.空港から自宅まで宅配を頼む。¥5000くらい?

8.自宅で受け取る。

(注意するところ、大変だったこと)

環湾の行程が遅れていたため、台北到着したのが帰国の前々々日夜。

明けて帰国前々日、日本と同様にEMSで送ろうと、現地郵便局に行き、説明し、事前にサイズを知らせたが、サイズオーバーとあっさり断られる。規定は規定。日本のように甘くはいかない。

簡単に持ち運べる大きさを凌駕しているから、空港のどこの預かり所では可能かを探しすのが一苦労。

一番の問題は手荷物カウンター。

LCCだと手荷物制限が厳しい。手荷物は申込済みだが、サイズ規定までは、その場で聞かないと分からない。

幸い?半ば強引に受け取ってもらうことに成功。

これもおそらく規定からオーバーしている。

本当かどうか分からないけど、日本出国前に少しネットで噂を見たが、EMSより圧倒的に規定値は小さい。

 

・考察

日本から送っても台湾から送っても¥20000〜25000程度でいけそう。

俺が何もシステムが分からずに、余計な出費があったとは思うが、金額的にはそれほど変わらないと思う。

ただ手間と時間がまるで違う。

梱包は輪行をしていれば、ある程度慣れるし、上手にはなる。

だだし手続きや運搬、保管までなると、ずっと自転車につきっきりにならないといけない。

行きはほぼ郵便屋さんにお任せ、帰りは1から10まで。

これで数千円しか違わないとか割に合わない。

しかも帰りは常に一か八かの勝負だから、あまり良くない。

 

 

・結果

お金はかかっても楽な方を選ぶべき。

 

もし自転車と一緒に海外へ渡るなら、空港会社は格安ではなく、通常の空港会社。

これで荷物制限の基準が大分緩和させられる。

後で他の人の体験談を読んだが、当たり前だろ!ってくらいLCC使うヤツは少ない。

そして空港会社は日本の会社が良い。

現地語、英語が出来ないようなら細かい説明なんて分からない。大人しく高い金を払うんだ。

 

空輸で送る場合は、事前にその運送会社のシステムや規定を理解しておく。

俺は今回段ボールで送ったが、ハードカバーの輪行バックもある。

運送途中にバンバン投げられることや、梱包の手間を想定すれば、何度も利用するなら輪行バックを買っても良いと思う。高いけど。

 

以上。